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若い者には負けません



プランテーション店長が発掘し、東京レコ・オヤジさんが『オヤジ四人衆』というタイトルで
全国に宣布された70年代ヴィンテージ・ルークトゥンの名盤コンピレーション・アルバムです。
ペルーのじっちゃんセッションに匹敵する内容ながら、こちらはもっとメタボリックと言いますか、
血糖値高めの楽曲が、これでもかと目白押し。クリオージョ音楽とは対極のフェロモンが漂っています。
でもやっぱりタイはこうでなくっちゃ。僕は本作がきっかけで、まとわりつくタイ音楽の虜になりました。
一部のクラブ界隈で「毒キノコ」的サウンドとして注目を集めるデジタル・クンビアなんかとは、まるで比較に
ならないほどの中毒性があります。普通の椎茸なんだけど、マジックマッシュルームの効能も含有している
とでも言えば、ご理解いただけるでしょうか。しかも、こちらは70年代ですから。遡る未来ってやつですね。

若かりし頃の武勇伝を語り合っていたオヤジ連中が、次第にエキサイトしてきて、「いやいや、ワシらは
まだまだ若い奴らにゃ負けん!」と意気込むかのように、ラストの曲ではエレキギターが唸りを上げます。
しかし体力の衰えは顕著で、すぐに心拍数は180オーバーの心臓ばくばく状態。結果、「やっぱりワシら
ケーン(笙)とラナートエク(木琴)で充分ですわ」なんていう展開が、無駄に涙と笑いを誘います。
ワイポット・ペットスパン、ローム・シータムライ、サマイ・オームワン、スワン・サンティ=オヤジ四人衆の
メタボリック・ファンクネスによって、今日もダラダラと日が暮れる。それで良いのだ、と思わせられる傑作。
ハズレ曲なし。7曲目なんて、まるでジ・オーブが手掛けたかのような、アジアン・アンビエントですよ。

V. A / 4 クンポンプレーン

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

2010眠らせない音楽BEST10

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1.豊田道倫 / バイブル
2.GIOVANCA / WHILE I'M AWAKE
3.GEORGE DALARAS / GI AFRO IPARHOUN I FILLI
4.AMAZIGH KATEB / MARCHEZ NOIR
5.LOS GUARDIANES DE LA MUSICA CRIOLLA / LA GRAN REUNION
6.CORNELIO REYNA / CORNELIO REYNA
7.ARTURO ZAMBO CAVERO & OSCAR AVILES / CONTIGO PERU
8.ALAIN PETERS / PARABOLER
9.TUENJAI BOONPRRUKSAR / MAE BAEB PLENG LUKTHUNG VOL.1
10.OM.SONETA & RHOMA IRAMA / BEGADANG,PENASARN

1~5が新録、5~10がリイシュー。
やはり、豊田さんの脅威のダウナー・トリップが圧倒的でした。まるで『神曲:地獄編』です。
だるまさんの『SKILL & CONCEPT』や、やけさんの『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』も素晴らしかった。
エルスール・レコーズとプランテーションのお陰で、ゾクゾクするような音楽にたくさん出会えました。
そして、ブロガーさんたちとの音楽を巡る交流も、僕にとっては、大きな刺激となりました。
みなさまに心から感謝を。どうも、ありがとう。
・・・って、何かひとつ忘れてないかって?
ええ、ええ、分かっていますよ。上半期ベストだと豪語したオマール・ソウレイマンのことでしょ?
ええ、ええ、そうなんです。率直に申し上げまして、飽きちゃったんです。そういうことなんです(笑)。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

食い違う証言



<証言1>
私がジャンプショットを決めようとしたときに、不意に背後から暴行を受けました。
あまりに一方的な暴力に、私は自分の身を守ることで精一杯でした。
何とか身体を丸めて頭部を庇っていたのですが、不意にアナルに強烈な痛みを覚えました。
臀部に視線を向けると、そこには深々とキューが突き刺さっており、私は気を失いました。
あちらのカップルとの面識はございません。私は被害者です。

<証言2>
ゲーム中、あの野郎が何度も俺の女にちょっかいを出していた。
はじめのうちは見逃してやったが、図に乗ったあいつの愚行は次第にエスカレートしていった。
遂には女が悲鳴を上げたよ。「あいつに胸や尻を触られた」ってな。さすがにキレるぜ。
野郎がジャンプショットを決めようとしているところを、ぶっ飛ばしてやったよ。
だがな、これだけは言っておく。むしろ被害者は俺の女だ。あいつらとは何度もここでゲームしてる。

<教訓>
メンタル・スポーツとも言われるビリヤードを楽しむためにも、精神面の鍛錬を怠らないように。

V. A / ELECTRIC CAMBODIA - presented by Dengue Fever

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

父に捧ぐ

dahmane.jpg kamel.jpg

オヤジの背中を意識し始めた頃には、すでにオヤジの背中は丸くて小さくなっていた、なんていう話を聞く。
アルジェリアのカスバで産声を上げた民衆歌謡シャアビ、そのシャアビを移民社会に根付かせたダフマン。
そんな偉大な人物を父親にもったカメルにとって、オヤジの背中とはどのようなものだったのだろうか。
まぁ、オヤジに対する想いだけで、アルバム1枚制作してしまうくらいだから、相当の憧憬を抱いていたに
違いない。ダフマンの歌は、フランス社会の抑圧に脅える移民たちにとって、郷愁そのものだったと言う。
彼のしわがれた声が、多くの人々を鼓舞し続けていたのだとしたら、ダフマンはカメルだけの父ではない。
カメルは本能でそれを悟り、だからこそ、オヤジの楽曲に正面から挑まずにはおられなかったのではないのか?
両者を比較することに意味はないが、それもまた偉大な父を持つカメルの宿命でもある。そんなことは本人も
承知の上だろう。それでも彼はマンドーラを手に取った。そして歌った。オヤジの歌を。オヤジの悲哀を。
なぜなら、そこに背中があるからだ。超えていかなければならない、大きな大きな背中が。
カメルのシャアビはオヤジのそれに比べて、良くも悪くもシャープな仕上がりだ。現代的というのは容易い。
そんなの批評でも何でもない。カメルは自分に嘘をつけなかったんだ。それゆえのスピード感ではないだろうか?
僕は勝手にそう解釈している。数曲収録された自作曲では、オヤジの向こう側に行こうとする、意志を感じた。

どうでも良い余談なんだけど、僕の家は自転車屋だった。いまはもうない。不況の波に攫われた。
だけど、僕にとってのオヤジは、いつまでも自転車屋の店主であり、自転車バカだ。
僕はいまになってオヤジの背中をしっかりと見据えた。小さかった。小さく、遠かった。
そう、どんなにペダルを強く踏み込んでも、まだまだオヤジには追いつけないんだ。悔しいぜ(笑)。

↓こちらが我が父、繁盛亭オヤジ(60歳)
oyaji.jpg

DAHMANE EL HARRACHI / YA EL HADJLA
KAMAL EL HARRACHI / GHANA FENOU

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

BOLLYWOODOMMUNE



昨日のBOLLYWOODOMMUNEがとても面白かった。サラーム海上さんがトークとDJで大活躍。

「推定視聴者20億人以上、地球上に暮らす人類の1/3以上が鑑賞し、泣き笑い、一喜一憂する地球最大級の
エンタテインメントがインドの誇るボリウッド映画。インド亜大陸だけでなく、東南アジア、中東、アフリカ、
そして今ではイギリスやドイツでもハリウッドに負けない影響力を持ち始めている。そんなボリウッドの音楽
とダンスについてのトーク&ダンス&DJイベントを渋谷のライブストリーミングスタジオDOMMUNEより全世界に
同時配信する」・・・という内容。サラームさんの理路整然とした解説が、すごく勉強になりますね。
ボリウッド音楽を心の底から愛しておられるということが、PCを通してひしひしと伝わってきましたよ。
もちろんダンサーのお姉さま方も、とても素敵でした。ボリウッド映画ばりに濃厚な3時間だったと思います。

そんなサラームさんがボリウッド音楽の深みにハマるきっかけになったのが、『ディル・セ』のサントラ盤とのこと。
中でも冒頭曲「チャイヤー・チャイヤー」への熱い想いが炸裂していました。確かに素晴らしい曲ですもんね。
僕は数年前にこのCDを大阪のインドカレー屋さんで購入しました。確か400円くらいだったかと思います。
で、大した期待もせずに再生させた訳ですが、あまりに洗練された音が流れてきて驚きました。
サラームさんが仰るように、マッシヴ・アタックをも消化したような仕上がり。それでいてインド色は濃厚。
バグパイプとシンセベースが織り成す音の錬金術、キャッチーなメロディに、誰もが口ずさみたくなるサビ。
これはどっからどう聴いても、最強のポップス強度(@questaoさん)を誇る一曲じゃないですかー!
サラームさんのような方が、リスクを負ってボリウッド音楽という鯛の身をほぐしてくれるからこそ、
こうして僕たちは美味しい一曲にありつけるってことですね。ごちそうさまです。

A.R. Rahman / Dil se..

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ジャンル : 音楽

プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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