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バリスター部長と秘密の残業



日々の仕事に追われ、ストレスが溜まる一方のOLさんたち。
彼女たちの悶々とした気持ちを解消してくれるのが、トーキングドラム推進部のバリスター部長である。

業務終了後、悦楽的なサービス残業を求めて推進部の扉を叩く者が、後を絶たない。
各自の恍惚の表情は、回転椅子に深く腰掛けたバリスター部長へと注がれる。
すでに意を受けている部長は、手にしたトーキングドラムを撫で回しながら、こう言った。
「こいつが欲しいんだろ?」

そして、不意に鼓を打つ。ストトトトン。
たちまち漆黒のポリリズムが室内を満たす。それはナイジェリアの奥地へと誘う猥雑なリズムだ。
呼応するようにして、OLさんたちの核心が潤い始めた。押し殺した喘ぎ声。嗚呼っ。
立っているのも儘ならないといった部下に対して、容赦なくアーシーな咆哮を浴びせかける部長。

OLさんたちは底なしの快楽に慄然として、震える。
しかし、いつもと何か様子が違う。部長の動きが、あまりにも慌しいのだ。
かつてはネットリと焦らすようなプレイを最大の武器としたバリスター部長であるが、今日はすべてが速い。
そんなOLさんたちの不安を余所に、バリスター部長は更なる加速を試みる。おおおおおおおおおお。

不信感を抱きながらも、強引に迫りくる部長を前に、次々と果ててゆく女性たち。
資料が山積みになったデスクにくずおれていた企画部の派遣社員が、やっとのことで顔を上げた。
額に滲んだ汗。紅潮する頬。乱れた前髪。女性は力なく懇願する。その声は危ういまでに、きれぎれである。
「部長。高速化されるのも結構ですが、私は以前のようにじっくりと攻められとうございます」

すると、バリスター部長はゆっくりと腰を上げ、当の派遣社員の眼前に立ちはだかった。
女性の視線の先には、黒光りしたバリスター棒が屹立している。OLさんたちは一様に息を呑んだ。
「どんな人間にも成功の機会が与えられるべきなのだ。そんなことより、その上品な口で・・・」

SIKIRU AYINDE BARRISTER / IMAGE & GRATITUDE
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テーマ : 音楽
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漆黒の儀式、男性社員A氏(34)の場合

コンコン!
「し、失礼します(うわ!この匂い!)、定例ミーティングの報告を、と思い……(あのウワサって…)、
推進部へこちらを届けに………(本当だったんだ…!)、い、いや、…じつは…バリスター部長、
男性社員の、ば、場合、ど、どうすれば……(…あれが、バリスター……棒……なんだ)……。」

ようこそ、デカダンスの館へ

誰もが開け放たれた扉の方向を注視する。バリスター部長とて、同じである。
そこには、ひとりの男性社員が怯えるようにして、立ちすくんでいた。
「営業部のA君じゃないか。まぁ、遠慮せずに入ってきたまえ。ちょうど男手が欲しかったところなんだ」。そう言って、不敵に笑うバリスター部長。室内に充満したデカダンスの香りがA氏の鼻腔を刺激する。「何をグズグズしてる? 私は性別による分け隔てをしない。オールマイティ・バッチコーイなのだ」。
完全に怖気づいたA氏の手に、バリスター部長は自らのトーキングドラムを委ねた。
その際、A氏の太ももにギンギンに膨れ上がったバリスター棒が、微かに触れた。
そして、きらりと輝く糸を引いた。「さぁ、頼んだぞ。想うがままに叩くがよい。キミなりのポリリズムをな」。
それだけを言い残し、部長は再び派遣社員のもとへと歩み始めた。

窮地のA氏

バリスター部長がこれほどに呆気無くその使い込まれたトーキングドラムを他人に委ねた驚きも相俟って、
A氏にとってその重みは想像以上のものであった。
「…そんな、部長、私にはまだ、このようなものは、あ、扱えませ……、 ん!?」
反射的にA氏は視線を落とす。
太もも。
つい数秒前にグルーヴィーな熱量とドープな粘液と圧倒的な威圧感を残されてしまった、A氏の太もも。
バリスター棒が刻みつけた熱い残滓に、なんと二人の女性社員が争うように舌を這わせていた。
「おい、きみたち…。」
A氏はその一喝にまったく力を込めることができなかった。
思うようにバリスター汁にありつけなかった一方の女性が失意と惰性からA氏の股間へ手を伸ばしてきたのだ。
急激に脱力の一途を辿る下半身と、徐々にトーキングドラムの重量が締め上げていく左右上腕部の筋力と、そのせめぎ合いのなかでA氏はすがる思いでバリスター部長を見据えようとした。
時おり霞んでいくようなその視界のなかに捉えた彼は、自分の股間に顔を埋めた例の派遣社員に何かを囁いているようだったが、視線はA氏を捉えており、口元に到っては綽々と微笑んでいるようにさえ見えた。

動物農場と化す

「素晴らしい、これぞ我が理想郷。解放区だ・・・」
誰に言うともなく、バリスター部長はそう呟いた。
虚ろに揺曳するA氏の瞳。洩れる吐息。他の女性たちも次々と花園に指を忍ばせる。
いま垣根が壊れる。男女の垣根が。バリスター部長の口元が自然と緩んだ。
そして、不意に眼下にある派遣社員の髪を掴んだ。
「キミもあちらに加わりなさい。さぁ、行くんだ。A君のもとへ」。
次の瞬間、かつてないほどに肥大化したバリスター棒が、激しく脈動し始めた。
「A君よ、これがFUJIだ・・・」。
ストトトトン・・・。

覚醒

「A君よ、これがFUJIだ・・・。」
ストトトトン・・・。
ストトトトン・・・。
ストトントトトトトトン・・・。
雄々しく反り返り天を突き刺すかのようなバリスター棒の脈動は、圧倒的にプリミティヴだった。
シンコペーションまで感じさせる有機的な動きに、下腹部へ本能的に訴えかけてくるトーキングドラムの響きに、A氏は目を奪われ、女たちは花園から理性を奪われていく。
ストトントトトトトトン・・・。
「ほら、委ねてごらんなさい、FUJIに。」
A氏の足元まで辿り着いた派遣社員が、上目づかいに囁いた。
ビクン…!
A氏は火照った身体の芯に太古のビートが突き抜けていくのを確かに感じた。

誰も知らない

(数日後)

「おい、A君。戦略会議の資料はどうなっているのかね?」
「はぁ、もう少し時間がかかりそうです・・・」
「まったく、いつまで待たせる気かね? 最近どうも様子がおかしいぞ」
「はぁ・・・申し訳ありません・・・」

上司の指摘にあるように、あの日以来、A氏の長い虚脱状態が続いている。
あれは夢だったのではないだろうか? そんな疑いさえも払拭できずにいる。
濃密な時間を共有した筈の女性社員とは、何度か社内ですれ違っているものの、
彼女たちに別段変わったところは見受けられない。当然、あの日のことを口にする者はない。
当のバリスター部長は、ナイジェリアへの長期出張中である。
まるで自分ひとりだけが、困惑の渦中に置き去りを食らっているかのような心境であった。
そんなこんなで、営業成績が落ち込む一方のA氏であったが、不思議と危機感はなかった。

A氏が帰宅すると、玄関先に妻が立ち尽くしていた。
「あなた、これ、どういうことなの?」
猜疑の眼差しを向けてくる彼女の腕の中には、見覚えのあるトーキング・ドラムが。
無言のまま、苦い唾液を飲み込むA氏。

ちょうどその頃、例の女性派遣社員が、地下鉄の線路に飛び込んだ。
そのことを、A氏はまだ、知る由もなかった。

再会(派遣社員H女子の場合)

・・・・・・・ト・・トン・・・・・ス・・・・トト・・・
・・・       ・・・ストト・・・・・・トン・・

・・・・・・
・・・白い景色の中。・・・眩しい・・・
・・・・・・

・・・わ・・た・・し・・・どこ・・・?

------ス・・トトトトトン----・・
ストトトトン・・・。
ストトトトン・・・。

・・・・く・・・くるし・・い・・・・くるしい!!!ゴホッ!ゴホゴホッ!ゲホッ!

「Hさん!Hさん!先生!先生!Hさんが目を覚ました!!」

スタタタタ・・・タタタ・・
スタタタ、バタタタ・・・

「Hさん、Hさん!・・・・Hさん?泣いているの?」
「・・・・」

「先生、いかがでしょう?」
「・・・・うーむ、傷はまだ痛むかもしれませんが、まぁこのまま様子を見ましょう。
 Hさん、もう大丈夫ですよ。あなたは運の良い方だ。本当に。
 あなたの命はこの棒によって救われたんですよ。・・何があったかは分からないが、
 この棒切れ一本で繋がった命をこれから粗末にしてはいけないよ。・・・では、また来ますね。」

・・・・・・バリスタ・・・部長・・・なぜ・・?
・・私には・・・何も・・生み出すことなんて・・でません・・・・---。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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