スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

偏執狂的アラブトロニカ

NAJWA.jpg

以前も同じようなことを書きましたが、
自分は打ち込みなどの電子音を取り込んだワールドミュージックが苦手なんです。
しかし、何事にも例外ってのがあるんですよねぇ。
それが、この御姉。

レバノンのナジワ・カラン姐さんの、アルバム。
叶姉妹ばりにゴージャス、ギラギラ、コテコテのジャケからは想像もつかないような
複雑怪奇なサウンドが飛び出してきて、度肝を抜かれます。
それでいてフォークロアな芳香に満ちているんですよ。奇跡的に。

偏執狂なまでに凝りに凝りまくったプログラミングは、最も先鋭的だった頃のオウテカを想起させます。
安っぽい四つ打ちなんて、皆無で、エレクトロニクスと生音との絡み具合が絶妙です。
パーカッシヴな音の粒子が縦横無尽に弾けまくり。
そこに、伝統色の濃いナジワ・カランのコブシが乗っかるんですから…。
最高ですよ。
この人なら偏執狂でなく、変質狂でも大歓迎です(笑)。

9.11以降、アラブ音楽がアメリカ音楽を凌駕しているという事実を、
この作品は如実に物語っています。
いまビヨンセとフライング・ロータスがタッグを組んでも、こうはならないでしょうね。

NAJWA KARAM / AAM BIMZAH MAAK
スポンサーサイト

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

No title

Najwa Karam・・・わたしも好きな歌手ですが、いちばん好きなナジワのアルバムはこれじゃなくて、最初に聴いた「Saharni」(2003年)でした。
”アラブトロニカ路線”は、歌声まで機械で変えなくて正解でしたよね。

それから、失礼ですが・・・御幾つですか?
プロフィール欄の写真が若そうなので。

No title

kisaraさん

どうもです。コメントありがとうございます。
「AAM BIMZAH MAAK」は全体のバランス、音の抜き差しの妙に、胸を打たれました。USモノでは絶頂期のティンバランドが手がけたアリーヤの二枚目がこれに比肩する傑作やと思います。

ちなみに自分は20代後半ですよー。
まぁ、そう遠くない未来に30代の成層圏に突入する予感めいたものがあります(笑)。

No title

わたしの知る限り、ワールドミュージック・ファンの方は中高年男性ばかり、
20代でワールドミュージックが好きと言う方はアルバイテンさんのほかにはいないですね。
一体、何がきっかけで、ワールドミュージックを聴くようになったのですか?

No title

kisaraさん、こんばんは。
自分は10代の頃からヒップホップやハウスといったクラブミュージックにどっぷりやったんですが、妻がスパニッシュギターをやっていたこと、妻の友人がジェンベ奏者であったことなんかが、徐々に自分をワールドミュージックに導いてくれたのかもしれません。
あとトニー・ガトリフ監督の映画「ラッチョ・ドローム」が決定的でした。
しかし、kisaraさんの物凄く幅広いリスニング体験記には、いつも驚かされます。

No title

ヒップホップ・・・日本のヤツは嫌いですが、韓国のはアジア最先端ゆえにカッコイイのが結構あります。
ヒップホップでワールドミュージック的なのは、マレー系の Ahli Fiqir、チェコの Gipsy.cz、セネガルの Daara J ぐらい? インド系移民のバングラはヒップホップを取り入れたヤツが多いですね。
「ハウス」は、中田ヤスタカが出てくるまではもう死語だと思ってました。(笑)

>kisaraさんの物凄く幅広いリスニング体験記には、いつも驚かされます。
わたしの場合、聴いている音楽はほとんどポップスだし、ボキャ貧で文章も酷いから、あまり参考にはならないと思いますが?

映画「ラッチョ・ドローム」は見たことが無いですが、
ロマものだけが「正しいバルカン諸国の音楽」みたいな風潮があるので、嫌気がさしてます・・・。
とは言っても、バルカン諸国のポップス/歌謡曲は、西側コピーなやつ以外はほとんどロマの影響を受けてますが。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。