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シンボリック・ジャーニー2010



親戚の子供たちと天王寺動物園に行ったときのこと。
背中に立派なコブを持つラクダを見て、五歳の長男が耳を疑うような台詞を口にしました。

「どち○こラクダやぁー!」

そして、園内で購入したスティック・アイスを齧る兄を見て、ふたりの妹が放った言葉とは。

「あー、お兄ぃ。ち○ち○しゃぶってるー!」

耳を塞ぎたくなると言うか、穴があったら入りたい展開ですが、仕方ありません。
シンボルを指す魅惑のwordは、幼児にとってはdrugにも等しい魔力と求心力を秘めていますから。
出会い頭に「ち○こ」と言えば、たちまち分かち合えてしまう共通のフリーパスのようなもの。
「少年よ、大志とち○こを抱け」なんてことを誰が言ったのかは知りませんが、
彼ら子供たちにとって、それはまさに希望と同義なのでしょうね。

さて、そんなシンボルを軸に据えて物語が疾走する小説というのが、世の中には存在します。
それが『マリリン・モンロー・ノー・リターン』のB面に収録された『鎮守の森』です。
著者は土井政司とかいう、何処の馬の骨だか分からない男。
本作で描かれているのは、ひとつの街で交わされる神と童貞とシンボルの慇懃なクロス。いやぁ、酷い。
裏山に降臨した神、シンボルが肥大化し続ける少年、妄念に取り憑かれた童貞の官能小説家らが交わるとき、
そこにひとつの神話が誕生する。ちなみに表題作は国会討論をサイケデリックに飛躍したもので、
野坂昭如先生へのオマージュとなっています。うん? オマージュだと? なぜそんなことがわかるのか?
何を隠そう、執筆者が私であるから(笑)。繁盛亭アルバイテンとは土井政司のオルター・エゴなのです。
とにかく、この酷さ。是非とも皆様の目で確かめていただきたいところなんですが、2010年現在、絶版。
無念です。新生出版さん、再版たのみますよー(笑)。

その後、紆余曲折を経て、自分は『Bone Cat Books』という家庭内手工業な出版レーベルを立ち上げました。
現在までに二冊の作品を世に送り出し、関西圏のカフェや雑貨屋などに置かせてもらっています。
もしも目にする機会があれば、是非とも手にとってやってください。よろしくお願い致します。
そして光栄なことに、questaoさんがその二冊を『パンゲア食堂繁盛記』にて紹介して下さいました。
感謝感激!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

土井政司 a.k.a 繁盛亭アルバイテン / マリリン・モンロー・ノー・リターン+鎮守の森
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テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

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拝啓、土井先生

繁盛亭アルバイテンさん、いや、土井先生、こんばんは。

いいですね~、シンボルネタ。うちのボウズも魅惑のword期真っ最中です。
幼稚園でも「ち○こボーイズ」のメンバーが数人いらっしゃるようで、もちろん彼らが親友のようです。
恥ずべきは、先陣切ってお約束の"挨拶"をするということでうちのボウズが「ち○こ隊長」と、
お母さま方から囁かれていることでしょうか…(泣)。

そんなことより。
「ARIWA」、来栖さん人生アンセムのファラオ・サンダースのくだりはマジ泣けました。グッときました。
そして「DONUTS」、カリナちゃんが餃子作りで見せる表情。お子さんお持ちでしょ?と聞きたくなる繊細で行き届いた描写力。
これらを含め切ないほどの不条理・無常観が、ときにドラムン・ベースなみの高BPMで、ときにブリストル・ダブなみのダウナー加減で、実にリズミカルに綴られていて、何だろう、人生って素敵やん、としみじみ感じられるんですね。
『マリリン・モンロー・ノー・リターン』は絶版なんですか。
じゃ、Bone Cat Books今後の新作は?
次回はきちんと購入しますので、関連情報はぜひこちらで告知して下さいね!

No title

questaoさん、こんにちはー。

豆蔵くんもシンボル期ですよねぇ。
questaoさんのブログ上にもシンボルwordが飛び交っているのを何度か目撃しましたよ(笑)。
こればっかりは避けて通れないですよ、自分もそうでしたから!
しかし「ち○こ隊長」の名誉は頼もしい限りですが、お父様の立場からは複雑ですね(笑)。

それにしても、ですよ。
本を読んでいただけて、ほんとに嬉しいです。questaoさんの言葉に、こちらがグッときましたよ。
「人生って素敵やん」、その言葉に目頭がホットホットです。うーん、泣けてくるなぁ。
自分の場合、親戚の子供たちと過ごす時間や、音楽からの影響が作品にフィードバック
されるということが多々あるのですが、それをしっかりと感じ取ってもらえているなんて!!!!
Bone Cat Booksからの新作がquestaoさんの絵を身に纏えることを夢見て、気合を注入しつつ、
執筆を続けていきます。よろしくお願いします。

あっ、それと大事なこと言い忘れてました。
「先生」はいけません(笑)。そんな器じゃないっすー!!!!!!(笑)
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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