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激烈ガールズ・トーク絵巻



電車に乗っていると、何処からともなく聞こえてくるガールズ・トーク。
声の主は、ふたりの女子高生。
何やら避妊についての激論を交わしている様子。

「ユウちゃん、ちゃんと着けてる?」
「着けてないよ」
「ええー、怖ぁ。よく平気やな」
「え、だって好きやもん」
「でも、できたらどうするん?」
「別にいいよ。産むだけやし」
「ええー、マジ?」
「うん、マジ。だって好きやもん」

兵庫県西宮神社に恵比寿さんのお参りに行ったとき、背後から迫りくるガールズ・トーク。
何やら信仰についての激論を交わしている様子。

「ところで、何の繁盛を願ってるん?」
「…男」
「え?」

ガールズ・トークというのは、サンプリングに最適なパンチラインの宝庫である。
別に聞きたくもないのに、鼓膜が完璧に占拠される。そして、
80%のガールズ・トークと20%のカー・アクションで成り立っているのが、
クエンティン・タランティーノ監督の大傑作「デス・プルーフ」だ。

これは本当に素晴らしい。
99%以上が中身のないペラペラの会話でなりたっているのだ。
役者にこんな会話をさせてしまうタランティーノって奴は、もはやギャルではないのか?
そして、手に汗握るアクションシーンには、一切CGが使われていない。
世の中が3Dに移行しようかという時代に、驚くべき試みである。
無駄な会話とスタントマンという、他の映画では脇役に過ぎない要素にこそ、光を当てる。
そんな監督の偏執狂ぶりに、涙がでそうになる。
ボロ雑巾みたいなカート・ラッセルもステキすぎる。
あれほど様式美に拘ってきた監督が、そこからスルリと逸脱してみせるのだから驚きを隠せない。
衝撃のラストに、血管ぶちぎれるほどの感動が押し寄せるのだ!!!!!

クエンティン・タランティーノ / DEATH PROOF

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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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