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若い者には負けません



プランテーション店長が発掘し、東京レコ・オヤジさんが『オヤジ四人衆』というタイトルで
全国に宣布された70年代ヴィンテージ・ルークトゥンの名盤コンピレーション・アルバムです。
ペルーのじっちゃんセッションに匹敵する内容ながら、こちらはもっとメタボリックと言いますか、
血糖値高めの楽曲が、これでもかと目白押し。クリオージョ音楽とは対極のフェロモンが漂っています。
でもやっぱりタイはこうでなくっちゃ。僕は本作がきっかけで、まとわりつくタイ音楽の虜になりました。
一部のクラブ界隈で「毒キノコ」的サウンドとして注目を集めるデジタル・クンビアなんかとは、まるで比較に
ならないほどの中毒性があります。普通の椎茸なんだけど、マジックマッシュルームの効能も含有している
とでも言えば、ご理解いただけるでしょうか。しかも、こちらは70年代ですから。遡る未来ってやつですね。

若かりし頃の武勇伝を語り合っていたオヤジ連中が、次第にエキサイトしてきて、「いやいや、ワシらは
まだまだ若い奴らにゃ負けん!」と意気込むかのように、ラストの曲ではエレキギターが唸りを上げます。
しかし体力の衰えは顕著で、すぐに心拍数は180オーバーの心臓ばくばく状態。結果、「やっぱりワシら
ケーン(笙)とラナートエク(木琴)で充分ですわ」なんていう展開が、無駄に涙と笑いを誘います。
ワイポット・ペットスパン、ローム・シータムライ、サマイ・オームワン、スワン・サンティ=オヤジ四人衆の
メタボリック・ファンクネスによって、今日もダラダラと日が暮れる。それで良いのだ、と思わせられる傑作。
ハズレ曲なし。7曲目なんて、まるでジ・オーブが手掛けたかのような、アジアン・アンビエントですよ。

V. A / 4 クンポンプレーン
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

面白い!

『オヤジ四人衆』をこれほど面白く紹介してる文章は世界に二つとないでしょうね。

>普通の椎茸なんだけど、マジックマッシュルームの効能も含有している
とか
>オヤジ四人衆の
メタボリック・ファンクネスによって、今日もダラダラと日が暮れる。
とか最高ですよ。
今、間違いなくワールド系ブログで一番おもしろいですよ、アルバイテンさん!
オイラも見習わなくちゃ!とマジで思いました。
サマイ・オームワンはこのアルバムからクセになりましたね。こいつのケーンはピアニカだって噂、広めたくなります。(何言ってるかわからん!)

感謝感激!

東京レコ・オヤジ960さん

ぬぉぉ!レコ・オヤジさんにそんなお褒めの言葉をいただくと、恐縮しつつも感激の至りであります。
ありがとうございます。でも、本当は僕の文章なんかよりも『オヤジ四人衆』を全国に広められた
レコ・オヤジさんの功績の方が遥かに素晴らしいと思います。僕とタイ音楽を結び付けてくれたのも、
間違いなくレコ・オヤジさんですし。それにしても、サマイ・オームワンのケーンはピアニカだって噂、
僕も広めたくなってきました(笑)。

はじめまして。
ルークトゥンで検索したところ、あまりにも面白すぎてフォローさしてもらいました。
またちょいちょい寄せてもらいます。

はじめまして

てぃんさん

はじめまして。コメントありがとうございます。「面白い」と言っていただけて、嬉しいです。
音楽や文学や映画に関する胡散臭い文章を綴っていますが、良ければまた覗きに来てやって下さい。
よろしく、どうぞ、です。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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