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エキセントリック昭和歌謡



以前、ジェンベ奏者の友人が、自分たち夫婦だけのために演奏を披露してくれたことがあります。
ひと気のない夜の公園で、西アフリカの太鼓による独奏。
彼女とジェンベだけが知っている秘密の言語で、互いの呼吸を確かめ合っている。
躍動する彼女の手さばきに、ジェンベは懸命に答えていた。
叩く位置と叩く手の形により、音色が微妙に変化する。
自分たち夫婦の身体は、自然とリズムに合わせて揺れていました。

音楽には、人を動かす力がある。

当たり前のことすぎて、誰も気に留めていないかも知れませんが、
これって、とんでもなく凄いことだと思うんですよ。
世界中の人間が、それぞれの楽器を手に取り、それぞれの旋律を奏で、それぞれに身体を揺らしている。
それはもう、奇跡としか言いようがない。

しばらくすると、聞き覚えのある歌が、夜気に溶け込んだ。
それは美空ひばりさんの歌。
そこで、また空気の質が一変したように感じられ、
自分は思わず、息を呑みました。
ジェンベの独奏による、ひばりさん。
これこそが最良のアレンジではないのか…。

この日は、極々プライベートなステージでしたが、自分たちにとっては、
どんな有名人のライブよりも、心に響くものがありました。
ありがとう、友と音楽、そしてジェンベくん。

ここからはお気に入りのCDのお話です。
美空ひばりさんの楽曲を独自のアレンジで再演しているバンドと言えば、
ほんまもんの芸妓さんがヴォーカルを担当する、キウイとパパイヤ、マンゴーズという人たち。
彼らがカヴァーするのは昭和28年のひばりさんの楽曲「チャルメラそば屋」。

スピリチュアルな趣もあった友人のレパートリーとは違って、こちらは底抜けに明るい。
キウイさんの豪快な歌い口は、立ち込める暗雲を一蹴して、瞬く間に晴天に変えてしまう。
そんな力を持っている。痛快すぎるでしょ、この人。
やはり、こちらにも身体は自然と反応しますね。
いずれも甲乙付けがたいほど、素晴らしい。
バンドのアレンジも、各国の大衆音楽をチャンポンしたような味わいで、申し分がないです。

キウイとパパイヤ、マンゴーズ / TROPICAL JAPONESQUE
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テーマ : 音楽
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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