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ストリングスの織り成す夜に



マレイシアのヴァイオリン奏者にして作曲家、ハムザ・ドルマットさんの復刻CD。
前回のロマ・イラマ同様、プランテーション主催、秋の味覚狩りにて収穫した一枚です。

アジアの棚をせっせと物色していたとき、凛々しい表情をしたアジア人男性と視線が重なり、
瞬時にして「おー、ハムザくん、ブリヒサ!」と互いに肩を抱き合う・・・ようなことは無論なく、
「ブガダーン」で身体を揺らしている丸橋店長に向かって「この人、誰っすか?」と尋ねた次第。
そこで店長から「マレイシアの偉大なヴァイオリン奏者、ハムザ・ドルマットですよ」との回答を得て、
ようやく「あー、はい、はい、はい。あのハムザさんねぇ」と合点がいく・・・こともなく、例によって、
「聴かせてもらっていいすか?」という、お約束の展開に雪崩れ込んだって訳ですね。ははは。

そして、スピーカーから流れてきた美しすぎる旋律に、胸がギュ-っと締め付けられたんです。
店長を前にしていなかったら、涙を零していたかもしれません。ハムザさんの澄んだ瞳に納得です。
アルバムにはアスリ、ジョゲット、ザッピンといった伝統曲が並び、それらすべての局面に於いて、
ヴァイオリンやアコーディオンが哀愁を奏でます。滋味に富む、名演奏。きっと稲垣足穂も泣くでしょう。
ジョゲットやザッピンをインストゥルメンタルで演奏する連中と言えば、シンガポールのスリ・マハリガルを
思い出しましたが、ハムザ・ドルマットさんのそれは、より卓越したテクニックと洗練を兼ね備えています。
しかも、ただ美しいというだけでなく、そこにしっかりと大衆味が滲んでいる訳ですから、たまりませんねぇ。
という訳で、今回も、大変に実りのあるプランテーション収穫祭でありました。チャンチャン。

Hamzah Dolmat / SENANDUNG MELAYU
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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No title

なかなか生々しいプランテーション紀行、気に入りました。

>ジョゲットやザッピンをインストゥルメンタルで演奏する連中と言えば、シンガポールのスリ・マハリガルを思い出しましたが、ハムザ・ドルマットさんのそれは、より卓越したテクニックと洗練を兼ね備えています。

いやはや、もうプランテーションの常連客ですね。これからも収穫祭レポートお願いします。

No title

東京レコ・オヤジ960さん

レコオヤジさんにそう仰っていただけると励みになります。ありがとうございます。
僕なんかがプランテーションに行くと、見るもの聴くもの、知らないものばかりで、楽しすぎます。
胸を張って常連と言えるほど、懐具合に余裕がないのは残念なんですが、可能な限り収穫祭レポートを
続けてみようと思います。レコオヤジさんの意思は、僕とnakaさんで、何とか引き継いでいきますね。
ねぇ、nakaさん(笑)。
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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