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文明と野蛮



ここ数年、ヒップホップやテクノのアーティストが、新たなリズムを生み出すために
ワールド・ミュ-ジックを引用する動きが活発化しているように思います。

レニーニやジルベルト・ジルとの競演でも知られるアルゼンチン生まれのブラジル・バイーア育ち、
新世代ビリンバウ奏者ハミロ・ムソットの作品は、そういった風潮に対するワールド・ミュージック側
からのアンサーとも言えるでしょう。ビリンバウの倍音効果を最大限に活かし、独特の浮遊感を演出。
そこに、ブラジル起源のパーカッション群が、鮮やかすぎるほど鮮やかに降り注ぎます。
ちなみにビリンバウとは、弓矢を棒で叩くという、とても原始的な構造の民族楽器。

ショーロやルンバ、バルチスターン伝統曲などを、
独創的なプログラミングやエフェクト処理を交えつつ、ハイパー・モダンなアレンジで再現。
アート・リンゼイやサンティアゴ・ヴァスケスらのゲスト参加も見逃せません。
アルツやユニヴァーサル・インディアンといったキレ者DJたちが挙ってプレイするのも納得ですな。
ワールド・ミュージックとクラブ・ミュージックの臨界点を探る諸兄にオススメです。

しかし悲しいかな、ハミロ・ムソットさんは昨年、胃がんのため、45歳の若さで亡くなっています。
これから益々、オモローなことをしでかしてくれそうだっただけに、ショックですね。ご冥福をお祈りします。

RAMIRO MUSOTTO / Civilizacao & Barbarye
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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No title

ハミロ・ムソットさんの訃報は知りませんでしたが、お若いのに残念です。…合掌。
チェックしておきながら、ムソットさんの作品はまだ未聴のままでした。ビリンバウが放つエキゾな響きは大好きなんですが。
じつはアルバイテンさんの影響なのか、レコ屋でテクノ~クラブ・ミュージック棚をチェックする癖が復活の兆しなのです。ムーディーマンなどはまったくのノーマークだったので、ひそかに感謝しております。

No title

questaoさん

ムソットさんがビリンバウを構える姿は、視覚的にもグッとくるものがありますよね。
もちろん幽玄の刻をたゆたうような響きも最高です。

「当たり」は少ないかもしれませんが、
クラブ・ミュージックの中にも、本当に素晴らしいものがありますよね。
そういう作品と出会ったときのゾクゾク感はたまりません。

実は僕もquestaoさんとの出会いのおかげで、「黒い音」に対して、
バリスター棒が以前よりも過剰に反応するようになりました(笑)。こちらこそ、とても感謝しています。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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