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芋づる式にダークネス

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現代社会の暗部や人間心理をシニカルに表現する、気鋭の女性アーティスト・束芋(本名:田端)さん。
そんな彼女が、昭和85年の世界を夢想する『束芋:断面の世代』展に行ってきました。

如何にもアウトサイダー的と言うか、露悪的な描写が多々ありますので、好みが分かれるところでしょう。
僕が驚いたのは、あまりに斬新な展示方法。見る者の視点を巧みに利用したプロジェクター使いに、脱帽です。
俯瞰したり、覗き込んだり、天地が逆転したりと、新感覚の体験型アート・エキシヴィジョンを堪能しました。
吉田修一さんのベストセラー小説『悪人』の挿絵に用いられたドローイングなんてのもあります。

血肉の塊が刻々と変化する映像インスタレーションの前では、
温和な雰囲気の老夫婦が、この世の終わりみたいな表情で佇んでおられましたよ(笑)。
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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

シークレット・コメントさま

うちの妻も、貴殿と同じ感想を抱いておりました。
映像はミーハー魂を擽りますが、すべては一本の線から始まってのことですもんね。
ドローイングにこそ作家の本質が宿っているのでしょう。
話は逸れてしまいますが、大竹伸朗さんが、広州ビエンナーレで最も良かったのが、
展示フロアの排水溝に詰まったゴミだと仰っていました(笑)。らしい発言ですよね。

No title

ごめんなさい、大したこと書いてねえくせに非公開コメントで送ってしまったようです。
田端さんの映像世界は、その昔こっそり見た「大人のマンガ」の描線に近い感触で、しかもそれがモゾモゾ蠢くんですからそりゃもう官能的でした。
そして、我らが大竹師匠の広州コメント、シビれるーーー!

No title

questaoさん

あらー、早くもシークレット・コメントさんの正体がバレてしまいましたね。
非公開コメントだったので、一瞬ドキッとしちゃいましたよ(笑)。

>その昔こっそり見た「大人のマンガ」
そうそう、そうなんです! 僕もそれが言いたかったんでえす(笑)
何となく『ガロ』の雰囲気ですよね。あのモゾモゾはいやらしかったです。
大竹画伯は本当にカッコイイですねぇ。理想のオトナ像です。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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