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エーゲ海に揺らぐ想念



ギリシャでのダラーラスの音楽的野心に、トルコ側から呼応するかのような活動をしている人がいます。
それが、哀愁のアコーディオン弾き、ムアメール・ケテンコグルーさんです。
かつてはアイデ・モリというユニットを組んで、地中海周辺に残存するフォークロアを取り上げるなどして、
マイノリティの息吹を、そして底力を、存分に堪能させてくた音楽家ですね。

そして、こちらのソロ名義作では、第一次世界大戦後に行われた住民交換以前の、
イズミールにおけるギリシャ系音楽やユダヤ系音楽を採集し、再現/再構築しているようであります。
アコーディオンや各種弦楽器の哀愁を帯びたメロディーが、東淀川の6畳間にまで潮風を運んできてくれます。
強烈な個性を感じる訳ではありませんが、ゲスト・ヴォーカル陣の軽やかな歌声も、とても耳に心地良いです。
特にラストに収録された「YALO YALO」は、いつ聴いても涙腺が刺激されます。
こんなにも哀切をまとったアコーディオン奏者を、僕は他に知りません(僕が知らないだけ)。
ダラーラスの『MIKRA ASIA』と合わせて、是非とも多くの方々に聴いていただきたい一枚です。

MUAMMER KETENCOGLU / SMYRNA RECOLLECTIONS
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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No title

さすがだなぁ。これをおさえてるなんて。
聴きたかったんですよ。
Youtubeでちょこっと聴いて、改めて想いは募ります。
『MIKRA ASIA』も何度目かの正直で入手したので、これもいつか!

No title

Astralさん

ありがとうございます!
こちらは我が家にあるトルコCDの中でも、かなりお気に入りの一枚です。
時流に左右されるようなものではなく、ヴィンテージな味わいが魅力の作品なので、
きっとAstralさんもお気に召されると思います。ぜひぜひ!
それにしても、Astralさんがブログで書いておられた、
ダラーラス経由でのアマジーグ入手エピソードは素敵ですねぇ。
エルスールならでは、って気がします(笑)。
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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