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麗しの月下氷人

50.jpg

スタジオ録音新作にライブ盤に旧作リマスターにと、今年は本当にダラーラス漬けの日々を送っています。
どれも甲乙つけがたい程に素晴らしいという中で、こちらの旧作リマスターの2作品は特にツボでした。

いずれも70年代の作品なんですが、ダラーラスの歌唱には、既に有無を言わせぬ魅力が備わっています。
ハリスとの『MIKRA ASIA』では、レンベーティカからライカへと移ろいゆく様をドラマティックに描写し、
20世紀前半のレンベーティカの名曲を綴った『50 HRONIA~』では、オーセンティックな演奏をバックに
先達たちの意思を、現在あるいは未来へと橋渡しするかのような、気高い歌声を聴かせてくれます。

レンベーティカとライカを、トルコとギリシャを、キリシタンとイスラム教徒を、体制と労働者を、
学術的に堅苦しく結びつけるのではなく、あくまでも音楽の力で紐解こうとする姿勢に、胸を打たれます。
『MIKRA ASIA』冒頭に収録された「By the Bosphorus Straits」で聴ける、以下のような素晴らしいラインは、
いまこそ世界中の人々が耳を傾けるべきものであると、私は確信します。ありがとう、ダラーラス。

Me Turkish...and you Greek. But we are similar folk.
You Christian...and me for Allah. But we both say “oh and woe”!


GEORGE DARALAS & HARIS ALEXIOU / MIKRA ASIA
GEORGE DALARAS / 50 HRONIA REBETIKO TRAGOUDI
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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No title

お、ミクラ・アシアをゲットされましたか!おめでとうございます。
やはりこれは素晴らしい作品ですよね。思想は崇高でも、堅苦しく
なくて親しみやすいのがいい感じ。ワタクシみたいなケーハクな
人間でも楽しめる懐の深さがあると思います。

「50 HRONIA...」も是非聞いてみたいですね~。ブック○フに出て
くることを願っております…出てくるわけないか。

No title

ころんさん

ありがとうございます。ようやく聴くことができました。
さすがに、ころんさんのようにブックオフでの入手とはなりませんでしたが(笑)。
ころんさんの仰るように、堅苦しくないところが本作の魅力ですよね。
飄々としていて、聴き心地も清々しいんだけど、心にはズシリと響いてくるものがありますね。

神がかり的な吸盤力を持っておられるころんさんなら、
きっと「50 HRONIA...」もブックオフで巡り会えることでしょう!

そうそう、ころんさんの『音楽探訪』ですが、
僕なんかアジアもラテンも初心者なんで、どちらの記事でも興味深く読ませていただいてますよー!
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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