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良い子はマネしないでね



子供の頃、どんな嘘をついても、母には完璧に見破られました。
周到に計画した嘘であっても、母の手にかかれば、なぜかイチコロ。
子供ながらに納得がいかず、母の背後に、闇の組織の存在を勘繰ったものです。

そして、我が家の愛猫ツケ(♀)もまた、鋭い嗅覚の持ち主でありました。
猫バカ発言で申し訳ありませんが、ツケは本当に聡明で、まったく手のかからない子でした。
私にとって彼女は子供のようであり、親のようであり、まぁ、かけがえのない存在だった訳です。
そんなツケちゃんが、自慢の嗅覚を活かして、とんでもないことをやらかしてくれたのです。

話が少し脇道に逸れますが、私は性的欲求の捌け口として、AVのお世話になることがあります。
孤独な夜を幾度となく慰めてくれたAV女優の方々には、未だに足を向けて眠ることができません。
しかし、何の意地かプライドか、結婚して間もない頃、妻に向かって「俺はAVなんて絶対に観ない」などと
嘯いておりました。もちろん結婚してからも観ていましたとも。妻が寝静まるのを見計らって、こっそり・・・。
そんな一世一代の大嘘が、愛猫によって暴かれようとは、夢にも思いませんでした。

ある日のこと。
AVの入った鞄を、自宅リビングに放置したまま、職場に向かってしまいました。とは言いましても、
鞄のファスナーはしっかりと閉じていましたし、私の鞄を勝手に詮索するような妻ではありません。
ですので、その日、私の脳裏にAVの二文字がイタズラに過ぎることはありませんでした。
そう、携帯電話に入っていた、妻からの留守録メッセージを聞くまでは!

「ごめんね。鞄、開けちゃった。ツケがおしっこかけてしもてん。中からデカパイが出てきたよ」

たちまち携帯電話を持つ手が震え、頭の中が真っ白になりました。
かつて一度もトイレの失敗などしたことがないツケが・・・私の鞄に・・・おしっこを・・・そんな・・・まさか・・・。
俄かに信じがたい話ではありましたが、帰宅後、眼前に立ちはだかる妻と「明日香キララ」を前にして、
弁解など出来る筈がありません。現に、私のPORTERからは、強烈なアンモニア臭が漂っていましたし。
その後の展開は、みなさまのご想像にお任せするとして、青木淳悟さんの『いい子は家で』とは、つまり
そういう内容の小説だということです。母なるものの存在を、克明に浮かび上がらせる異色家族小説です。
私と同じような体験をされた方は必読ですよ。母とは、女性とは・・・。

天国のツケちゃん。
キミのおかげで、いまでは堂々とAVを観ることができるようになりましたよ。

青木淳悟 / いい子は家で
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テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

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No title

ナイス☆ツケちゃん♪
笑わせていただきましたwwwきっと夜な夜なこっそり見ているのを憂いていたんでしょう。
ミューモちゃんはどんな気を遣ってくれるのかな??

そういえば、私の初代愛猫プリンも手のかからないコでした。
プリンが弱り始めたのは、前職場Dを辞めた直後。
そして逝ってしまったのは、新しい職場が決まる直前。
最後の短い時間はほぼ毎日一日中一緒でした。
そして最期は私の腕の中で逝きました。
深い深い深呼吸を4回したあと、すぅっと彼女の体の力が抜けた時、今まで生きて来た中で1番大声出して泣きました。

今でもプリンは私の中で永遠のアイドルであり、相棒です。
一生色褪せる事はないでしょう。

No title

のぐっちさん

お恥ずかしい話で・・・。しかし、こんな嘘みたいなことが実際に起きるんやから、
「現実は小説より奇なり」とはよく言ったもんやねぇ。まいった、まいった(笑)。
ミューモは妻が居ないときだけ、凶暴化して襲い掛かってきます(泣)。

それにしても、のぐっちさんとプリンちゃんの関係も素晴らしいよね。
最後に濃密な時間を過ごせたのも、ふたりの間に信頼関係が築けていたからやと思うよ。
アナタに看取ってもらえて、プリンちゃんも嬉しかったやろうに。
ツケの最後は病院でやったから・・・。それだけは未だに悔やんでます。

猫たちは、あるがままでいて、人間に色んなことを教えてくれるよね。

え!!??

デカパイが好きなんですか!?
失礼ですが、奥様は・・・
な~んて、脱いだらきっとすごい方なんでしょうね!

よりによって

エロ本=男のロマン?

「男の秘密」見つかってはいけない物の1つかな(笑)
親に見つけられるのもたいがい恥ずかしいが、妻に見つけられるとはなぁv-12

奥さんもデカパイって・・(笑)

その日の帰り道、足どりは非常~~~に重たかっただろうに。

No title

meijijiさん

そのときは、たまたまそのぉ、あれぇ、デカパイでして・・・(笑)。
妻はスレンダー系ですが、愛しています(照笑)。

ケンボーさん

そうでしょ、厳しいでしょ。
堂々と本棚に洋物のAVを並べていたアナタの背中が眩しかったのを覚えています。
妻はスレンダー系ですが、愛しています(照笑)。

いやー、奥様に筒抜けのはずなのに、かような記事をしたためられる貴殿にむしろ尊敬の念さえ抱きます。

まあメディアが見つかっただけならよしとしましょう。(笑)

かくいう私も...、やめておきましょう...。
まあでも、貴殿の様に言い訳できないほど完全にばれてしまったわけでは無いので、なんとか誤魔化したつもりでいるのですが...、こういうのって、だいたいばれてるのが相場ですよねー。orz

こういうのって、墓場まで持っていく秘密ってやつで、誰にでもたくさんあるものですよね。

私は、見かけ上はノーマルに見えるそうですが、頭の中は結構ドロリッチしていて、でもそのドロリッチは、ほぼ外に出て来たことがありません。出て来なかったら、それは存在しないものだと思うのです。

もし、羊の皮をかぶった狼がいて、その狼が一度も羊の皮を脱がなかったら、その生き物は誰の目にも明らかに羊だろうと。

死ぬまで羊でいるつもりですが、死ぬまで皮をかぶり続けるのは、明らかにしんどいだろうなあ。
まあ、妻ぐらいにばばれてもいいか。っていうか、妻にはばれてるかも。(笑)

No title

くるくるうるふ様

いやぁ、お恥ずかしい限りです。
バレてしまったものは仕方がないと、一念発起してネタにしてみました(笑)。
ほんとに、うまいことバレるようになってるものです。くるくるうるふさんも・・・ねぇ。

羊の皮の話も、とても興味深いです。例えば、ぶらりと立ち寄ったラーメン屋で、
死ぬほど不味いラーメンを出されて、心の中では死ぬほど不味いと思っていても、
一言、口に出して「美味しい」と言ってみれば、それが表面的には真実になる訳ですもんね。

くるくるうるふさんの脳内ドロリッチ、奥様は恐らく・・・(笑)。
僕の場合は、ひとたびペンを握ると、少々ドロリッチが表出してしまいがちなんです。

No title

AVなんか持ち歩かなくても、今はケータイで見られる”着AV”なるものが在りソー。
日本のAV男優は何で気持ち悪いオッサンばかりなんでしょうね、そのオッサンたちの醜さに辟易します。

No title

kisaraさん

”着AV”在りソーですね。いやぁ、けしからん時代です(笑)。
男優に醜男を取り揃えるのって、日本ならではなんですかねぇ?
あんなに気色の悪い野郎どもに、あんなに可愛い娘が・・・的な、変態心を擽る戦略だったりして(笑)。

No title

もう既に iPhone/iPad 向けのAVアプリまであったりして。

> 男優に醜男を取り揃えるのって、日本ならではなんですかねぇ?
・・・だと思いますよ。日本は女性蔑視だから、AVは男の身勝手な都合でしか描かれてない・・・そんなふうにしか見えません。

> あんなに気色の悪い野郎どもに、あんなに可愛い娘が・・・
”あんなに気色の悪いオバハンどもに、あんなに可愛い息子が・・・!”なんて言うAVは何で見かけないんでしょうね?!
昨今のイケメンブームの異様な盛り上がりを支えているのは気色の悪い幼稚なオバハンどもだし、最近の女性誌はSEX特集がお盛ん、レディースコミックどころかエロ系少女漫画まである御時世だから、需要はあるはずなのに。

No title

kisaraさん

卑猥な文章を撒き散らしている自分が言うのも何ですが、
「日本は女性蔑視だから~」の件は本当に良くわかります。
正直、AVなんかもその傾向が強すぎて、辟易しています。
「ぶっかけ」とか典型的ですよね。あれは何か嫌だなぁ。
愛はなくても、せめて女性に対する思いやりは失わないでほしいです。
エロにもモラルはあってしかるべきっす!kisaraさんのコメントで目が覚めました(笑)。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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