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旅ゆけばDUB

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今更「夏だ!レゲエだ!」なんて言う気は毛頭ない、などと啖呵を切っておきながらも、レゲエです。
スティールパンが描く、音の水墨画。長谷川等伯・ミーツ・ダブ。それ即ち、リトル・テンポです。

グッド・ミュージックの水先案内人bunboniさんがコチラで取り上げておられるように、デビューと同時に、
偉大なる詩人リントン・クウェシ・ジョンソンを招聘することに成功した、日本が誇るダブ・バンドですね。
遥かジャマイカから飛来したレゲエの種子は、ここ極東の島国で、極上のわびさびサウンドとして開花します。
その最大の成果が99年の『RON RIDDIM』でしょう。本場にありがちなトバし系ではなく、静謐さとユーモアとが
奇跡的に結びついた和製ダブ・サウンドです。音の配置によって空間を操作するという手法も、既に熟練の域。

『RON RIDDIM』以降、商業的には成功を収めていくものの、何となくナンパな作風に偏重してしまい、
『RON RIDDIM』や『USUAL THINGS』のような研ぎ澄まされた音の鳴りが、すっかりと影を潜めてゆきます。
そんな訳で、何だかなぁリトテン、と小首を傾げていた08年。新たな傑作『山と海』がリリースされたのです。

初期作品を髣髴させるメロウなダブから、活気溢れるカーニヴァル・ソングまでをも収録し、これまでの活動の
美味しいところだけを凝縮したような、集大成的作品です。硬軟取り揃えた粒ぞろいの楽曲は、老若男女問わず、
幅広く受け入れられるものでしょう。終盤の「温泉物語」から「Over the Rainbow」への流れは特に素晴らしく、
いつ聴いても極楽・夢見心地にさせてくれますよ。こういうリトテンが聴きたかったんです。
誰か、はやく麦焼酎を持ってきて(呑めないけど)!

Litttle Tempo / RON RIDDIM
Litttle Tempo / 山と海
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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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