スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ディアンジェロの向こう側



D'Angeloが『Voodoo』をリリースした2000年以降、米国R&Bシーンは停滞を余儀なくされているですと?
そりゃあ早計ってもんですぜ、ダンナ。何故なら、ERYKAH BADUの『New Amerykah』シリーズがある。
そして、すべての楽器を自分で演奏し、歌い、録音する才女、Georgia Anne Muldrowがおりますから。

試しに、彼女が2006年にリリースしたファースト『Olesi:Fragments Of An Earth』を聴いてみて下さい。
現在のブラック・ミュージックに於ける、最もラディカルな響きを感じることができる筈です。
まるでフリー・ジャズのR&Bバージョン、もしくはアリス・コルトレーンの過剰なアップデート。
FLYING LOTUSと同様、一億光年先へと先走ろうとする黒人音楽でありながら、ブルースの精神を
しっかりと内包してもいる。一枚のレコードの中に、黒人音楽の過去と未来が、生々しく蠢いています。
オーセンティックなバンド演奏に渋いラップを乗せたコンゴ人MC、BALOJIも凄く格好良いと思いますが、
自分の場合は、一癖も二癖もあるGeorgiaのような歌い手にこそ、惹かれてしまう困った性分なのです。
D'Angeloが確立したミニマル・ファンクの向こうを張る、凄まじく野心的な大傑作ですよ。

Georgia Anne Muldrow / Olesi:Fragments Of An Earth
スポンサーサイト

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。