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第三の波

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テクノの反乱は、それを認めようが認めまいが“第三の波”の代理人である。
それは消滅したりしない、むしろ増えていくだろう。彼らは来るべき文明の先導者なのである。

上記は1980年に出版されたアルヴィン・トフラーの『第三の波』からの引用なんですが、
この印象的な一説が、テクノ・ミュージックが狼煙を上げる発端になったとのことです。
もちろん当の経済学者が指摘する「テクノ」とは、科学技術のことであり、音楽ではありません。
しかし、このラインに胸を打たれたデトロイトの黒人青年が、チープな機材で作った自らの楽曲を
テクノと呼び、類い稀な才能と情熱で、そのサウンドと呼称を周囲に宣布したらしいのです。
それがホアン・アトキンス。デトロイト・テクノのオリジネイターと言われる人ですね。

彼の初期作品には、P(P-Funk,Prince)直系の馨しいファンクネスが横溢しています。
昨今の白いテクノではヌケない私ですが、クラフトワークをバックにプリンスが腰をクネらせているかの
ようなアトキンスの艶かしい音楽には、否が応でもエリエールのお世話になってしまいます。
なんと言っても白眉は「Night Drive」でしょう。まるでマシンビートとファンクベースの不浄なる情交です。
極めつけは、官能的なダーク・エレクトロ・サウンドの深淵から響くアトキンスのピロー・トーク。

黒さのなか黒さのうえで黒さをくぐり抜け / 俺はドライヴしている
夜のドライヴァーは自分のことを / ガラスを這いずる蛇のように感じている


この曲がなければ、URもMOODYMANNもFLYING LOTUSさえも、今とは違った表現をしていたかも。
ちなみにヴァイナルで聴くと、黒さが増します。って、あっ、うわっ、エリエール、エリエール・・・。

MODEL 500 / CLASSICS
Juan Atkins / TIMELESS

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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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