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女一匹、どこまでも

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伝説のトラック野郎としてならした、亡き父のデコトラを受け継いだ奈美(吉沢明歩)。
気っ風の良さと確かな腕前で、荷主たちにも大人気の彼女を慕って来たのが、
トラッカー相手に身体を売って生きている桃香(今野梨乃)だった。
彼女の「まじめに生きたい!」という一途な気持ちにほだされて始まった凸凹コンビだったが、
ある日思いも寄らない事件に巻き込まれてしまい…。

なんていう、あらすじを添付したところで本作の魅力は一切伝わらないでしょう。
ストーリー自体はベタな人情喜劇で、それ以上でもそれ以下でもありませんから。
そもそも自分の好きな映画は、どれもストーリーなんて紙芝居のようなものばかりです。
『タクシー・ドライバー』『はなればなれに』『コフィ』『鉄男』『狂い咲きサンダーロード』etc。
肝心なのは、単純極まりない話を、どう見せてくれるかですよね。
つまりは映画も小説も、「筋」ではなく「場」を描いたものに惹かれるのです。
そして本作『デコトラ・ギャル奈美』もまた、映画にしか成し得ない奇跡を目の当たりにさせてくれます。

それは例えば、吉沢明歩の究極のツンデレ・・・ではなくツンケン演技であり、75分後の笑顔であり、
悲しみのセックスであり、「キラキラ光る、夜空の星よ」であり、子宮としてのデコトラであり、
何と言っても、もう本当に奇跡としか表現しようのないラスト・シーンの神々しさであったりする訳です。
このようにダラダラと言葉を連ねたところで、実際に観ていただかない限りは伝わらないとは思います。
騙されたと思って、レンタルビデオ屋の邦画とAVコーナーの狭間の死棚に目を向けてください。
そこで「奈美」は、毅然たる態度でアナタを迎えてくれる筈ですから。
彼女のあまりに切ない「抱いて・・・」の一言に、涙を堪えきれなくなる筈ですから。

城定秀夫 監督 / デコトラ・ギャル奈美
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テーマ : 映画
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No title

おおっ、吉沢あっきー主演の映画ですか!これは
メチャクチャ気になります。是非見なければ!
嫁さんがいない時に、こっそりレンタルしようかと…。

No title

ころんさんっ! これは素晴らしい一本ですよ!
人によればバカバカしいと思う映画かもしれませんが、僕は本当に感動してしまいました。
アッキーのヤンキー口調にグッときますよ。見事に女優として開眼しています。
是非とも奥様に内緒で、いや、ここはいっちょ、奥様と一緒に鑑賞してください(笑)。

No title

デコトラ見てみました…。いまいち良さが分からないのは、個人の感覚でしょうか?それとも、性別の違いでしょうか⁇
映画としては、絶妙の位置にあると思います。それはもう間違いなく。
女性と見るには、ギリギリ…out‼ かと思います。
男性が、女性を「怖い」と言うことがありますが、そう言わせる女性の懐の深さを見誤っているからではないでしょうか?
浅瀬では足がついていたけど、急に深くなっていて、溺れた!みたいな(笑)
、と言う私のコメントが「怖い」ですね…。
失礼しました‼

No title

muさん

女性の懐の深さの件、見事な表現ですね。
男とは本当に身勝手で幼稚な生き物なんですよ。
まったく自分でも情けなくなります(笑)。
この映画もバカな男が作った作品で、どうにもこうにも泣けてくるんです。
どうしようもないですね(笑)。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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