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創造する言葉



ひとり暗中模索しながら好物を掘るのも、もちろん楽しいのですが、
どうしても暗黙の制約を受けてしまうと言いますか、偏った世界に陥ってしまいがちです。
そういう時こそ、皆様のレコメンドが、自分を思わぬ場所へと導いてくれるものです。
そんな訳で、こちらはquestaoさん(祝・パンゲア2号館開店)に教えていただいた一冊であります。
偉大な現代美術作家・大竹伸朗さんのエッセイ集ですね。

読書をしていて気になった箇所なんかには付箋を貼ったり、アンダーラインを引いたりするのですが、
この本はそういう箇所があまりに多すぎて、それこそ読後はコラージュ集のようになってしまいました。
大竹さんの言葉には毒や棘があっても、不思議と傲慢なところがないのです。
彼は絶対に「わからないこと」に対して、知ったかぶりをしません。
「わかった」気になった時点で、人間の成長は確実に止まる。
「わからないこと」がたくさんあるからこそ、人は考え、創造/想像するのでしょうね。

正直テーマなど、どうでも良かった。考えてもテーマなど何もなかった。
内側でどんどん先走りする衝動だけがあった。自分にとって「雑誌」とは
自分が興奮するページをどんどん作り、それが結果的に束になったものだったのだ。


上記、大竹さんの「雑誌」という言葉を「ブログ」という言葉に変換したものが、
自分にとっての『まだ寝ません。』ということになるのかもしれません。
脳みその眠っている部分を、必ずや活性化させてくれる刺激的な一冊であります。

※今週15日のDOMMUNEに、大竹伸朗さんが生出演されます。お見逃しなく!

大竹伸朗 / 見えない音、聴こえない絵
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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

どうも、たいへんご無沙汰しております。
そして、さっそくの「2号館」へのリンク、ありがとうございます。
それにしても、ここのところ疲れきっておりネットから疎遠になっているので、
楽しみな「まだ寝ません。」の連載更新もフォローままならぬ状況であります。
「まだ寝ません。」、まず己に向かってこう念じるべきなのでしょう。

さて、『見えない音、聴こえない絵』が登場ですね。
"「雑誌」という言葉を「ブログ」という言葉に変換したものが、
自分にとっての『まだ寝ません。』"というアルバイテンさんのソウルに胸を打たれました。

常に大竹師のシンプル且つ求道的な創作意欲にはブチのめされていましたが、
このエッセイ集は特に「効き」ました。
既存の画集・写真集を土台にスクラップブックにする、その行為というのは、
バリスター棒並みの衝撃度でありました。
その衝撃波が鎮まる前に自分も師を真似て、高岡早紀写真集『one,two,three』に
ガシガシとスクラップ&ペイントを施しはじめました。(最近滞っていますが…)
音楽でいう「リミックス」というのは、こんな感じなんだろうか…、と頭をよぎったり、
けっこう「無」に近づけるメディテーション効果もあったりもします。

No title

questaoさん、お久しぶりです。そして2号館開店おめでとうございます。
実は僕も過去に書き溜めていた記事を散らして予約投稿しておりまして、
最近ややスランプを自覚しております(笑)。
騙し騙しの毎日更新であります。しかし大竹さんを見習って・・・。
それにしても、本当に素敵な本を紹介してくださり、感謝しています。
questaoさんの手による『one,two,three』のリミックス版にも興味津々です。
制作におけるメディテーション効果、わかる気がします。
そう言えば、我が同志エルモくんも近々、新作に着手すると言っておりましたので、
完成次第、questaoさん宅に送るようにと伝えておきました(笑)。
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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