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Kill the Conductor

recomposed.jpg

一口で言えば、クラシック音楽家は権力者の手先に他ならず、
クラシックは大衆抑圧装置以外の何ものでもない。
アウシュヴィッツの殺人者たちがクラシックを愛好したのは偶然ではない。


上記の中村とうようさんの言葉を横目で流しつつ、『Recomposed』を再生。
デトロイト・テクノの重鎮カール・クレイグとミニマル・ダブの首領モーリッツオが、
クラシック音源を完膚なきまでに蹂躙した作品です。恐るべし、音の虐殺器官。
今回の標的はラヴェルの「ボレロ」「スペイン狂詩曲」、そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」。
狂気のエレクトロニクスが、カラヤン指揮によるベルリン・フィル管弦楽団に襲い掛かるのです。

ズタズタに解体した交響楽団の響きを、あくまでもパーツとして搾取。
それらを執拗にループさせることで、異形のグルーヴを精製していきます。
感情の入り込む余地なんて微塵もありません。見事なまでにドライなミックスです。
原形を留めないほどに改変された「80年代の名演」は、生成変化を繰り返しながら、
架空のコンサート・ホールを徘徊し、ついにはソリッドなエフェクトでカラヤンのタクトをぶった切る!
そこからは新たに加えられたピアノやパーカッションが静かに暴れ、聴衆を恍惚の境地へと誘うのです。
すべてのクラシック音楽ファンを敵にまわす、ディープ・ミニマルの最終形態と言えるでしょう。

Carl Craig & Moritz von Oswald / Recomposed
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テーマ : 音楽
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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