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夜は昼を圧し、昼は夜を圧する

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2005年10月27日。
パリ北東部郊外の町で3人の北アフリカ系の若者が、警察に追い詰められ変電所に逃げ込んだ。
3人のうち2人はそこで感電死、残るひとりも重傷を負った。亡くなった2人は25歳と17歳。
少年たちはその日のラマダン(断食)を終え、帰宅途中だったという。
警察の執拗な職務質問を恐れて、変電所へ逃げ込んだとのことだ。

その時、彼らは何処に居て、何を想ったんやろう?

上の事件を受けて、移民の若者たちを中心とした大規模な暴動が勃発する。
警官隊への投石、車輌や公的施設への放火は数万件に及んだそうだ。
暴動の地域はパリ郊外に留まらず、フランス全土に於ける主要都市にまで波及していった。

その時、彼らは何処に居て、何を想ったんやろう?

こうした事件の裏には、ニコラ・サルコジが打ち出した一連の治安対策と移民取締強化策がある。
それは、誰の目から見ても過剰な抑圧的政策である。おまけにサルコジは次のような言葉を口にした。
「社会のクズを掃除する」

その時、彼らは何処に居て、何を想ったんやろう?

2007年5月。ニコラ・サルコジが大統領選挙に勝利した。
彼が移民政策に対して極右に近い思想を持っていることは、上記の通りである。
その一端が「選択的移民政策」であり、それによると、今後はフランスが必要と認める
外国人労働力だけを選択的に採用できるシステムを作る必要があるのだと主張する。
言うなれば源泉統御 = オリジンヌ・コントロレである。

その時、彼らは何処に居て、何を想ったんやろう?
その時、アルジェリア移民である彼らは、楽器を手に、歌を歌っていたのだ。

紳士淑女のお歴々。
もしも俺たちがアンタたちに別れを告げなければならないのなら、これだけは言っておく。
俺たちの先祖たちはフランスの為に戦争で戦ったのだ、と。
俺たちの先祖たちはフランスの為に戦争で戦ったのだ、と。


MAGYD CHERFI / PAS EN VIVANT AVEC SON CHIEN
ORIGINES CONTROLEES feat. Mouss et Hakim / CHANSONS DE L'IMMIGRATION ALGERIENNE...
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繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

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