スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

学問のススメ



みなさまご存知の通り、本屋大賞受賞のベストセラー作品であります。
実家に帰った際に、小説好きの母親から借りて読みました。
いやぁ、面白い。ほんとに最高ですよ、これ。

江戸時代に実在した天文暦学者・渋川晴海と、和算の神と言われる関孝和との「算術勝負」から
始まる妄想系・異色時代小説。物語は虚実入り乱れつつも、躍動感たっぷりに展開していきます。
キャラクター造形とプロットが巧みで、グイグイ引き込まれますよ。

ひとりの人間が何かを成し遂げる為には、多くの人との出会い、そして理解が必要なんですね。
経験っていうパーツを一生かかって集める(@ブルーハーブ)ことの大切さを痛感しました。
自分の為すべきことを確実に行い、仲間を信じ続ける登場人物たちのひたむきな姿に、心打たれます。
「泣ける」というコピーは大嫌いですが、読書中、少なくとも4度は涙を堪えきれなくなりました。

作中に出てくる「学問は真摯な娯楽である」という言葉にも、グッときました。
学生時代、数学のテストで0点を叩き出した自分が言うのもアレなんですが(笑)。
何かを学ぶのに、年齢なんて関係ない。どこまで本気になれるかが重要なんですよね。
兎にも角にも、こんなにも清々しい気分にさせてくれる小説も珍しいのではないでしょうか。
万人に推薦できる小説として、「いま一番おもしろい本は?」と聞かれたら、迷わず本書を挙げますね。
それにしても、「頼みましたよ」「頼まれました」のキラーなやり取りは、何度読んでも目頭が熱くなります。

沖方 丁 / 天地明察
スポンサーサイト

テーマ : 小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

No title

私最近電車通勤で本を良く読むんですよ。これ気になってました!次に読むのはこれに決まりですね☆いやぁ、いい事聞きました。

No title

のぐっちさん、おはよう。

これは知的好奇心を刺激されまくる一冊ですよ。
青春小説としても秀逸で、純粋に、読むことの喜びを感じるよ。
実はもう一冊、超ド級に面白い作品があるねんけど、それもまた記事にします。

No title

読中です。
渋川晴海の頼りなげな斜め歩き、はたから見たダメダメ感、でも実はむちゃくちゃ良い人。
読中ですが、はまります。
人生が楽しくなる気がします。

No title

上記の方、お名前が分かりませんが、コメントありがとうございます。
アナタが仰るとおり、人生がより楽しくなる一冊ですよね。
まだ途中とのことですが、是非とも最後までお楽しみください!
プロフィール

繁盛亭アルバイテン

Author:繁盛亭アルバイテン
ヒッピー・ボヘミアンな生活に憧憬を抱く浪速のポンコツ。
物心ついたときから寝つきが悪い。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。